就学支援にご協力ください!! ー Support us!!

 

戸籍がなく、名字も無いウガンダでは、こどもたちの家族関係を把握することが大変、困難!!

休館日には、”未就学”子どもの家庭を訪問し、家族関係や状況の

把握に努めています。

そうして、『なぜこの子が学校に通えないのか』を調べ、“本当に支援が必要な子どもかどうか”を見極めています。 電話など無いのが当たり前なので、ムダ足になることも多く、一人の子の支援を決定するまでに、何度も家庭訪問が必要です。支援を始めた後でも、子供を取り巻く状況は、大変不安定、流動的なので、頻繁な訪問が欠かせません。

 

写真(右上)は、家庭訪問の時のもの。 町の外の村々では、英語はおろか現地語すら読み書きできる人はまずいません。家庭訪問に同行して、英語⇔現地語の通訳をしてくれる人を探すのも一苦労・・・ですが、こどもたちの生活環境を知ることが、的確な就学支援を行うためには欠かせません!!

 

Please lend your support.

 

In Uganda there are no birth certificates, and almost all the people have no family names, making it very difficult to determine children’s family relationships.

 

On days when the library is closed we visit the homes of children who are not attending school and try to determine their family relationships and situations. Then we look into why the child is unable to go to school and assess whether or not the child truly needs support. Because homes ordinarily do not have telephones, our trips are often wasted and it generally takes about 10 visits before the final decision to provide support is made. Even after we begin to provide support, it is essential to make frequent visits to the child’s home because their environments are unstable and liable to change.

 

The photo above was taken during a home visit. In villages outside town no one can read or write English much less the local language. It is difficult to find someone to go along on home visits to interpret, but understanding the children’s home environment is essential to their educational support plan.

 

2016年2学期からPRAfrica支援生に加わった左からOtim Juma オティム ジュマ(11)、Pingoloya Gifty ピンゴロヤ ギフティ(13),Olebe Henry オレベ ヘンリー(12)。

できたての制服を着て、嬉しさイッパイ!! 転入テストの結果、Giftyは3年生に、男子2名は2年生に。Jumaは、1学期に就学生になったAber Mercyの叔父(?Aberの実母の末弟!)背景は、Aberのところでお読みください。Pingoloyaについても、既にご紹介していますが、実父が死亡後、継母は自分の子供たちを連れ、家を出て行き、実母や実姉たちが戻り、Pingoloyaの図書館通い状態が安定したので、この度、支援を開始しました。

Olebeは、弟( Cankuru Nigrey) 11歳と従妹( Pikica Marvine)9歳とChild Careのスポンサーシップ プログラムで、Child Careに通っていましたが、Child Careのスポンサーシップ プログラム縮小方針で、支援が取り消され、図書館に通ってくるようになりました。3人とも両親はいません。土壁小屋の周りの小さい畑で採れたものを売り、HIV+の祖母と暮らしています。弟と従妹は、チャンスが来るまで図書館で勉強を続けます。

 

2016年1学期から就学支援する青シャツを着た右側3人;左から2人目は、Komagum Joshua(8歳1年)、その右は、Aber Mercy(14歳3年)、右端はAcen Harriet(11歳2年)。 ご覧のように、仕立て屋さんでの制服の注文日も試着のこの日も、日々の図書館通いも、面接とテストのために小学校に行った日も”裸足”でした! 

 左端は、小さくなり過ぎたJ.スカートだけ作り直したAyero Rwot Nancy (4年、支援4年目に入ります、小さいけど!)

2015年3学期から就学支援する予定のOpoka Brian(後方右端)の家庭訪問時。後方左のAgeno Rwot Gladysも支援中。OgenSoのすぐ前の2人は図書館塾で学習中です。
2015年3学期から就学支援する予定のOpoka Brian(後方右端)の家庭訪問時。後方左のAgeno Rwot Gladysも支援中。OgenSoのすぐ前の2人は図書館塾で学習中です。
3学期から支援開始のOpoka Brian.転入試験で大変な高得点! 見事4年生に転入!!通学開始後も常にトップクラスです!!
3学期から支援開始のOpoka Brian.転入試験で大変な高得点! 見事4年生に転入!!通学開始後も常にトップクラスです!!

 この2学期から支援を始めたWokorac Dickの家庭訪問。 左端は、LC(各集落ごとに、住民選出による数名ずつからなる村会?のような組織があり、そのトップ、地域の民生の責任者!)、支援が必要だと思う子供たちの家庭訪問先はどこも、貧しいKitgumの中でも貧困度ダントツのところなので、英語はおろか部族語でも読み書きできる人は保護者も含めマズいませんから、LCのような人に同席してもらわなければハナシができません! 正面のカーテンの掛かる出入り口以外に窓もなく、昼間でも暗い電気も水道もない狭い一間に叔母(右の黒服、果物や野菜を売り歩くのが仕事)と異父弟(Otema Brian)妹(Aciro Peace) +幼児5人で暮らすDick(手前右)。数日後、Primary小学校で面接と転入試験を受け、図書館塾での勉強が生き、3年生になりました!

Dickより一足先に1学期から、就学支援している7名についても一気に写真をup...と思ったのですが、この後、またしても、”エラー発生”のメッセージが・・・が、何とか "支援中の子供たち

のページにupしました!!!  




3学期目前。2学期の間に酷使され痛んだ制服類の修繕。Ogen Soの手も不慣れながらも猫の手よりズ~ット役立ってくれてます!!
3学期目前。2学期の間に酷使され痛んだ制服類の修繕。Ogen Soの手も不慣れながらも猫の手よりズ~ット役立ってくれてます!!
2学期から支援を始めた5人が制服を新調、試着したばかりのハズがもう既にボタン無し、破れ等多々・・給食のセイ?で太り,巾広げが必要な子も!!
2学期から支援を始めた5人が制服を新調、試着したばかりのハズがもう既にボタン無し、破れ等多々・・給食のセイ?で太り,巾広げが必要な子も!!

就学支援の方法 ー Way of Supporting

  就学支援に、関心をお持ちいただき、ありがとうございます。

 

 PRAfricaでは、2014年3学期現在20人の子どもの就学支援をおこなっていますが、

図書館には、日々様々な”経済的理由”で、学校から追い返されたり、

未就学のまま放置されていたりする子どもたちが通ってきており、関係各方面との協力による

調査、査定等を経て、更に、次の早い機会に支援を始めたい子ども達が既に多数います。

 このような子どもたちや、未だ図書館にすら通ったことがなく、子守や家事,店番など

児童労働をせざるを得ないこどもたちが、1人でも多く小学校に通い、学ぶチャンスや社会性を

身に付けるチャンスを得られるようにと願って活動しています。

 

2014年度1学期から、PRAfricaが就学を勧めているKitgum Primary小学校では、

学年等によって異なりますが、1人の子ども当たり、年間1万円前後が必要です。

この中には、校納金(施設維持費、PTA費、午前午後2回の給食費、定期テスト代、成績票、

など)、消耗品(靴下、ノート、鉛筆、ペン、ファイル、など)、散髪代、医療費、事務通信費などが含まれます。 制服代(上下一揃い1000円前後、サイズ・男女により異なります)、靴(制服代の約2倍の上、耐久性は極めて低い!)、カバンは、含みません。新調や買い替えが必要な際、ご相談させていただきます。

  特に、靴、カバンは1足、一つ(中古、歓迎!)でもご寄贈いただける方を常に求めています。

当方の就学支援プランについて、更に詳しいことは、

hattymiyamoto@hotmail.com  までご連絡ください。

 当方をお知りになった経緯を、一言お書き添えいただければ幸いです。

例: ホームページprafrica.jpを見て、etc・・・

 

How you can help

Thank you for your interest in our educational support program.

As of the third term of the 2014 school year PRA is providing educational support to 20 children, but every day many other children come to our library because they have been turned away from school for “economic reasons” or have never been enrolled. We would like to provide support for many of these children at the earliest opportunity after investigating and assessing their situations with the assistance of all concerned.

 

We are working to provide an opportunity to go to primary school, to learn and to develop social skills to these children as well as to others who have not yet visited the library because they have been put to work in the home or family business.

 

As of the first term of the 2014 school year, the cost of one year’s education at Kitgum Primary School, where PRA sends the children it supports, is about US$100 per year per child depending on the grade. This amount includes various fees (facilities maintenance, PTA, meals, regular testing, report cards), consumables (socks, notebooks, pencils, pens, file folders), haircuts, medical expenses, postage and shipping costs .

 

A school uniform costs about US$10 depending on the child’s size and gender. Neither shoes nor bags are included in the cost of a uniform and must be purchased separately. Shoes cost about twice as much as a uniform and don’t last long. Sponsors will be contacted if items need to be newly acquired or replaced.

 

Shoes and schoolbags (new or used) are always needed. Donations of even one pair of shoes or one bag are welcome.

  

For further information on PRA’s educational support program or to offer your support, please contact Hatsue Miyamoto at:

 

khatimiya@yahoo.co.jp

 

We would appreciate it if you would mention how you first learned about PRA, e.g. through this website, etc.