2018年

12月

30日

図書館の現状

12月17日、ちらりと触れたままの建築の現況について続けたいと思います。
8月に為替差益利用の追加費OKの裁可を得て、9月に工事が再開、その時のKtg県の話では、「3か月で、つまり年内竣工」とのことでした。
先日そのことをお知らせして以来,1か月以上経ちましたが、県側からも施工業者側からも誰一人現場に顔を見せることなく、何一つ進まないままクリスマス~年末年始の休暇に入ってしまいました。9月から3か月間、多少なりとも作業が行われたのはわずか2週間程度、この計算でいくと、1年間で実働は8週間⁉!,このまま、どこからも誰からも何も言われなければ県側、業者側共に安閑とし続けるでしょう。 『時間がかかっても、良いものを』という大使館の意向で、我慢を重ねてきました。しかし、『時間ばかりかお金(我々の税金!)もタ~ップリ湯水のごとくかけ、欠陥だらけ‼?!』のまま、当初の完成予定(2017年10月)より既に1年数か月遅れ、この先も全く見通せない状況です。
『これまでの工程管理、監督体制不備のツケが一気にまわってきた』感が否めない次々と発覚、露呈している問題とは、
1:外壁の上方、角が一部崩落 →虫歯治療のように、穴のあいたところにセメントを埋め
  込んだ。「他の個所で起きる懸念は無いのか?もし下に子どもがいる時に落ちてケガでも
  したら?」と聞くと、県も業者も、「そんなことは絶対起きない!と一笑。
 2:外壁の下部の水膨れ、漆喰ハガレと傷 →セメントの帯を建物の周囲に貼り廻らし、その
   上に黒いタール状のものを塗った、漆喰の傷は手つかずのまま放置。セメント作業の間、
   必要な水やりを全くしないので、県側に伝えたが、「業者の責任、仕事だから」と動かな
   いので、我々が子どもたちと一緒に水を汲んできてかけた。
 3:シロアリの再発生 → 上述2.の黒いタール状のものは、シロアリも防ぐという話だっ
   たが、タールを塗って1か月もたたないうちに、シロアリが、連日、再々々々繰り返し、
   繰り返し発生中。「そもそも基礎工事の際、シロアリ対策が不十分だったのでは?」とい
   う建築に詳しい人々からの疑念が上がっています。
 4:ドアとドア枠の不適合(本館外ドアと外トイレ各1ヵ所ずつ)→本館ドアは手つかず、
   トイレは無理に直したため、壁に痛みが。→そのまま。
5:高架水タンクの歪み・変形防止のためのマット →廃材トタンを敷こうとしたので、
  「これではすぐ腐食してしまう」と業者に抗議したが、目を離したスキに敷いて行って
  しまった。→そのまま。
6:水もれ →手つかず。県側、業者側双方、責任は相手側と主張。そのため元栓を止めて
  いるので、作業に必要な水が確保できない、2.に同じく、我々が子どもたちと一緒に
  水を汲み、運んだ。
 7:外ドアの下、床との間が空き過ぎ、蛇など小動物が出入りする →当初、業者は、問題
   ない、と言い張っていたが、結局、狭くするため鉄板を溶接し、ドアの丈を長くした。
今のところ、我々素人の目にもわかる範囲では以上です。写真は追って載せたいと思います。
 作業員が2,3日来て、上記のように何か所かは手直しらしきことをしましたが、その間、相変わらず、作業ぶり、作業結果をチェックする県側の体制は皆無、作業員は雑な仕事をし、さらに手直しが必要、…のまま帰ってしまい戻ってきません。
 この調子では、手直しに手直しが必要、さらにまた手直しが必要・・・の繰り返し、どれだけ時間と手間がかかるのだろうと気が遠くなります。
 県事務方の担当者に話すと、「自分たち(PR Africa)がお金を出しているわけでもないのに、なぜ関わるのか?」と。「支援者も我々も納税者なのだから、税金の使い道に関心がある。」といいましたら、笑いますので、日本政府の支援による施設やクルマなどに貼られているステッカーの言葉、“From the People of Japan”のthe Peopleの中には、私共一同も含まれていることを教えましたが、理解は難しいようです…。 

2018年

12月

17日

新図書館現状と子供から皆様への年末年始のご挨拶状

お陰様で、8月に追加費OKの裁可を得て、9月に工事が再開、その時Ktg県の事務方やエンジニアの話では、「3か月で、つまり,年内竣工」とのことでしたが、予想通り、到底無理という状況です。
 『時間がかかっても、良いものを』という大使館の考えに沿い、我慢を重ねてきました。しかし、『時間ばかりかお金もタップリ湯水のごとくかけ、欠陥だらけ‼?!』なのでは?!、という現状をお知らせしておくのも日々現場を見ている私共の役目の一つかと思い、メールさせていただくことにいたしました。
残念ながら、「管理、監督体制を、と繰り返し頼み、忠告してきたのに…」と、「これまでの管理、監督体制不備のツケが一気にまわってきた感が否めないとしかいえません。次々と問題が、発覚、露呈しています。…がその詳細については後日ということにし、今日は、支援者の皆様への年一度のご挨拶状書き中の子どもたちの悪戦苦闘ぶりを写真でご覧ください。
 特に低・中学年以下の子どもには、スタッフ全員がマンツーマンで手取り足取り指導していますが、文字一つ、単語一つを書き写すだけでも容易ではありません。何度も何度も書き直し書き直し、それでも完全とは言い難い出来栄えですが、ご判読下さい。年末年始前後にお手元に届くかと思います。届きましたら、はがき一枚でも、日本語ででも、またお子さん、お孫さんなど、どなたに書いていただいても構いませんので、なにとぞ子ども宛にお返事いただけますよう、心からお願いいたします
We would like to give you an update on the new library. In August we received approval for additional funds, and construction resumed in September. At that time Kitgum district officials and the engineer said that the building would be finished within the year, but, as we predicted, that is completely impossible.
 We have persevered in line with the Japanese embassys belief that it is better to take plenty of time in order to do a good job. We have not only spent a lot of time but have also poured a lot of money into the project. Nevertheless, the building has numerous defects, and, as we watch the construction work, we feel it is our duty to inform you of this situation.
We have repeatedly called for a proper managerial and supervisory structure, and we cant help but feel that the lack of such a structure thus far has caught up with us all at once. Problems have been discovered one after another. Well provide details on them another time.
For now we would like you to take a look at these photos of the children as they struggle to write their annual letters to you. The all staff members provide individual assistance to the children, especially those in the lower and middle grades of primary school. But just copying each letter and word is not easy for them. They must do it over and over again. Even then it may not be perfect, but please read their letters to you, which should arrive during the holiday season. After you receive your letter, please send a reply to your child. A postcard even only in Japanese is fine. If you dont want to write it yourself, feel free to ask one of your children or grandchildren or someone else to write it for you. Your cooperation would be greatly appreciated.

来年度(2月スタート)から就学支援を始める予定の5人です。

左から、Aciro Sunday アチロ サンディ(13歳 通学経験なし) Akello Shaonアケロ シャロン(11歳1年間だけ通学)
Laker Betriceラケー ベアトリス(11歳通学経験なし)  Alimocan Eveline アリモチャン エヴァリン(11歳3年生まで通学)  一人置いて Lubanga nyeyo Emmanuel ルバンガ ニェヨ エマニュエル(13歳通学経験なし)

2018年

12月

07日

ケアプログラム CARE PROGRAMME

67番目ボランティア マリナさんが、研修中の某有名NGOで主に取り組んでいるトラウマを抱えた子ども達への“ケアプログラム”を私共の支援子供を対象に実施してくれました。
グループ1,2,3に分かれ、各グループ毎の『チェックイン(導入、自己紹介)、アクティヴィティ①(今回は お絵描き)、 アクティヴィティ②(絵について本人が語る)、チェックアウト(締め括り)』、小休憩を含めて約3時間の活動でした。 子どもたちが集中できるか、反応はどうか、と心配でしたが、活動中にもマリナさんに何度も「すごく良い‼」と言っていただき、私共スタッフ一同から見ても、子ども達が生き生きと楽しそうに活動しているのが良くわかりました。 終了後に撮った写真にも、子どもたちの満足感が溢れていると思います。次は、「我々だけでも、やろう!」とスタッフもやる気満々です。
図書館活動とこのプログラムの準備の合間に、家庭訪問、子ども身障者施設訪問、南スーダンからの難民キャンプ訪問etcと精力的に取り組み、マリナさんは元のNGOに戻られました。
 Our 67th volunteer, Marina, who is doing training at a well known NGO, recently conducted a “care program” for the children supported by the library. The program, which is intended for children who have experienced trauma, is Marina’s main endeavor at the NGO. Unfortunately, six children had to cancel their participation in order to attend the funeral of a relative and for other reasons.
The participants were divided into three groups. After checking in (joining their groups and introducing themselves), the members participated in two activities: drawing a picture and describing it. Then they checked out as the program was brought to a close. Including a short break, the program lasted a total of three hours. We were concerned about whether or not the children would be able to concentrate and what their reactions would be, but Marina gave us a lot of praise throughout the program, and we could see that the children were really enjoying themselves. The childrens sense of satisfaction is apparent in the photographs taken during and after the program as well. We staff members are eager to undertake the program ourselves!
Between daily library activities and preparing for the care program, Marina was busy visiting homes, facilities for physically disabled children and camps for refugees from South Sudan. Afterwards she returned to her NGO.

チェックイン                チェックアウト

アクティヴィティ

グループ 1           グループ 2         グループ 3

参加者一同

家庭訪問

2018年

12月

03日

緊急&重要‼ 年末年始ご挨拶状について

 

月日の経つのは本当に早いですね。早や師走‼ 今年も、子ども達が支援者の皆様に年一度の挨拶状を差し上げる時期になりました。
例年、予め皆様にメールで、ご住所の確認や、お返事をいただけるかどうかご都合をお伺いしてまいりましたが、今年は、私のPCが故障、修理できないまま今になってしまい、皆様のメルアドが分かりませんので。この記事でご住所の確認やご都合のお伺いに代えさせていただくしかありません。ご住所に変更あり、また、子どもにお返事を書いて頂けないという方は、大変恐れ入りますが、128日㈯までに、kktmf142@ybb.ne.jp までお知らせいただけますよう、お願い申し上げます。

お知り合いの中に、このHPをご覧いただけなさそうな方をご存知でしたら、宜しくお伝えください。

尚、子どもへのお返事は、これまで通り、普通の航空便でよろしいかと思います。

 

Time really flies. December is already here! It’s time once again for the children to send greetings to their supporters. In previous years, we have contacted you via e-mail to confirm your mailing addresses and willingness to reply to the children. But this year our computer is broken, so we no longer have everyone’s e-mail address and must try to reach you via this notice. If your address has changed or you will be unable to send a reply to a child, please notify us at kktmf142@ybb.ne.jp by Saturday, Dec. 8.
If you know someone who is unlikely to see this notice on our website, please convey this information to that person also.
As in previous years, replies to the children may be sent via regular air mail. Thank you.

 

昨年皆様から頂いたお返事の一部です。悲しいことに、この中には、こちらに届いた時、既に受取人の子どもと連絡が取れない状況になってしまっていて、いまだに手渡せないものがあります。

 These are some of the replies we received last year. Unfortunately, by the time the cards arrived, we were no longer in contact with some of the children and are still unable to deliver those cards to their recipients.

2018年

11月

27日

67人目ボランティアのマリナさん&支援者の皆様から送って頂いた本 The 67th Volunteer Marina and Books Sent by Supporters

マリナさん:カンパラ近郊の某有名NGOで研修中の大学生。PRAfricaを知り、研修先に許可を得て、短期間ですが、Kitgumに来てくれました。
About Marina:  Marina is a university student doing training at a well known NGO on the outskirts of Kampala. After learning about PR Africa, she got permission from the NGO to come to Kitgum for 15 days.
マリナさんを大歓迎のスタッフ一同   The staff welcomes Marina to the library.
図書館塾生の勉強を見るマリナさん
Marina observes students studying at the library - juku.
本:”新図書館に”と送っていただきました。心からお礼申し上げます。
が、ご存知のように、工事は大幅に遅れていて、完成の目途は立っていません。大変に残念ですが、完成まで、この立派な本々も、きちんと保管できるところが無く、埃をかぶらせておくだけ…。 まことに勝手ですが、ご発送は今しばらくお待ちいただけますよう謹んでお願い申し上げます。加えて、今から発送いただきますと、当地への到着は、私どもの一時帰国中になる可能性が高く、受け取りが困難です。ご高配のほど、宜しくお願い申し上げます。
About books:  Several supporters sent books to the new library, for which we are very grateful. But, as you know, construction is way behind schedule, and it is unclear when the new library will be completed. Unfortunately, we have no place to properly store these wonderful books until then, and they will just collect dust. So please do not send books for the time being. Also, books sent now are likely to arrive while we are in Japan, making it difficult for us to receive them. Your consideration would be appreciated. Thank you.
PLE(小学校卒業認定テスト、結果は1月全国一斉に発表される)を終え、
余裕の笑顔のP.7生 左からOpoka BrianRubanga Kene Dauzi, Anywar Joel 3人とも両親がいませんが、頑張屋です。
Seventh-graders Opoka Brian, Rubanga Kene Dauzi and Anywar Joel are all smiles after completing their Primary Leaving Examinations. Results will be announced nationwide in January. Despite being orphans, all three students study hard.
P.2P.3生 今週後半から期末テストが始まっています、余裕シャクシャク?!
Year -end exams will begin later this week for these second- and third-graders, but they are relaxed!
P.4P.6生 来週月曜から期末テスト開始。余裕あり?なし?
Year -end exams will begin next Monday for these fourth- and sixth-graders. Are they relaxed or not?
P.5生 共通の難敵は高学年になって急に内容が難しくなった算数、理科…
The shared enemies of fifth-graders are the difficult subjects they face upon becoming upper graders, including, maths, science, and….

2018年

11月

14日

新図書館:建物周囲の舗装と待望のガラスブロックの設置 Paving around the Building and Installation of Glass Blocks

お隣の「戦争ミュージアム」の2階から、新図書館の周りに敷かれたコンクリートブロック舗装をパチリ。
The concrete paving blocks around the new library are seen in this shot taken from the second floor of the neighboring War Museum.
工事が大幅に遅れた最大要因のガラスブロックが到着!注文通り10mmの厚さがあるか、物差しで測るBaba Ogen.
After the arrival of the glass bricks, the main cause of the delay in the construction, Baba Ogen measures them to be sure they are 10mm thick as ordered.

全3枚のうちの1枚目と3枚目を嵌め込むワーカーたち。Workers put the first and the third of the three glass blocks into place.

来館者のほとんどが小学生以下の子どもなので、ガラスが外れて落ちたりしたら大変!! 念のため、溶接で、落下防止の鉄の桟をしっかり止めています。1週間ほど様子を見て、しっかり留まったら、きれいにペンキを塗り直すそうです。

2018年

11月

02日

誓約書 AGREEMENT

支援通学生と保護者の緊急ミーティング。

 就学支援を始める時、口頭で確認した【約束】を、文書で再確認しあい、質疑、意見交換の上、サインをしてもらいました。
3学期開始1か月以上を過ぎても、いまだに奥地の村に行ったまま学校にも図書館にも戻らず、連絡も取れず、ドロップアウトか?と心配な子供が数名います。これ以上同じことが起こらないように、いち早く異変に気付き対応するために…と、全員の意識を高める目的で開きました。

An urgent meeting is held for students whose schooling is supported by PR Africa and their  and guardians. After a discussion and time for questions, the students were asked to sign a written agreement to reaffirm the terms of the verbal agreement made when they began receiving support. Although over a month had passed since the start of the third term, several students had not returned to school or the library from villages in the interior and could not be reached, so it was feared they had dropped out. The meeting was held to raise awareness so that anything unusual would be noticed and addressed promptly and this problem would not recur.

文字を書き慣れているP.7(7年生)生も、ご覧の通りの緊張ぶりです。

Even P.7 students(seventh graders), who are used to writing, look nervous.

慣れていない保護者に、ペンの握り方を教えるスタッフ。 心配そうにのぞき込む孫娘たち。

A staff member shows a guardian who is not accustomed to writing how to hold the pen as her granddaughters look on anxiously.

お祖母ちゃんの署名とサイン代わりの拇印押しが終わり、ほっと安心の孫娘。

A granddaughter looks relieved after completing the agreement, to which her grandmother wrote her name and affixed her thumbprint.

2018年

10月

24日

新図書館進捗:150Wソーラーパネル4枚が付きました。Four 150-watt Solar Panels were installed!!

再開を前に、県の図書館工事担当エンジニアと事務方の責任者が来ました。Babaとあいさつ。
The district engineer in charge of the library construction and an administrative official speak with Baba prior to the resumption of work on the project.
ソーラーパネル1504枚を取り付け開始。
Workers unpack four 150-watt solar panels.
屋根に設置中。
Workers install solar panels on the roof.

多目的室の天井にも点灯確認。手前の茶色のスチール枠は、ガラスブロック用です。当初の計画ではアルミサッシでしたが、既にお伝えしてますようにBOQ(仕様書)作成時の県?と業者??のミスのせいで、安価なスチール製になってしまいました。でも、大事なのは見た目ではなく、ガラスブロック自体ですから。
A check of the ceiling lights in the multipurpose room is conducted. The reddish-brown steel frame in the foreground is for glass blocks. The initial plan called for aluminum frames, but an error in the preparation of the bill of quantities by the GOVT ? and the contractor?? led to the use of low-cost steel. What’s important, though, is not appearance but the glass blocks themselves.

 

正面玄関上のセキュアリティライト取り付け中。見守るBaba.
Baba looks on as a security light is installed at the front entrance.

 

作業終了。図書館スタッフのEmmaJoyceもにっこりです。
Emma and Joyce, members of the library staff, are all smiles when the work is completed.

2018年

10月

10日

図書館塾生と支援子供たち

今回は、支援者の一人Nさんのご協力で、説明が日・英語併記になりました。今後も時々お願いする予定です。

 

土曜ミーティングに集まった支援就学生P2,3,5。他の学年は全員学校での活動のため欠席ですが、日本の中学生が描いて送ってくれた日本紹介の絵を手に、「オディー!!」。こちらでは、「チーズ」といわず、オディー(地元野菜食)といいます。
At a Saturday meeting, the second, third and fifth graders supported by the library pose with pictures sent by junior high school students in Japan. The students in other grades were off at school activities. In Kitgum people say “odi,” (ground nut paste) instead of “cheese” when posing for pictures.

 

 

図書館塾の子ども達、30名の大台を超えました。手にしているのは、家から持ってきた井戸水の入ったP.ボトル。図書館のある県庁の敷地内では、断水が頻発なので、子どもたちは手洗いや飲むため、毎日各自持参します。
Students hold plastic bottles containing well water that they have brought from home to drink and to wash their hands as the water supply at the district offices where the library is located is frequently cut off. These days more than 30 children come to the library-juku because they cannot afford to go to regular schools.

 

3学期が始まり、通学生が来なくなっても満席状態が続く図書館。DEO(県教育庁)が、様子を見に来ました。
The district educational officer visits the library at the start of the third term, which is crowded even though students who attend school have stopped coming.

2018年

9月

28日

図書館工事再開! そして日本の中学生から絵が届きました。

本プロジェクトのKitgum県責任者CAO代理のStephenが久しぶりに現場に。 彼の話では、1か月半くらいで,建物周囲の整地が終わり、敷石を敷いたり、植樹、花壇等を整えるとのこと。同時に、建物内部の未了部分(ガラスブロック!)やソーラー、雨水利用のための雨どいやタンクの設置、机やいす、書棚などの取り付け設置etc、順調にいって、概ね3か月位で、完了の予定・・・とのこと。楽しみです!!

 

 

 日本の中学生:Gum氏の奥様が担当している美術部の生徒たちが送ってくれた日本紹介の絵を手にした図書館塾生たちです。それぞれが気に入った一枚を手にして。

 

P2の内容を学習している9人のクラス(今日は欠席2名)

 

P1レベルの9人(欠席3人)

 

アルファベットレベルの15人(欠席5人)

2018年

9月

15日

図書館大盛況

近所の子を連れてきて
”女の子を連れてきたLa賞”を
getの男の子。満席の利用者
たちに祝福されました。
4台の黒板を使って、2~5年生
が学習中(6,7年生は学校で
全員対象の補習を受けています)。
13~15歳の大きな男の子
たちですが、自分で描いた絵
のペーパー冠を被ってご満悦!

2018年

8月

30日

支援下級生の訪問

期末テスト前後のアレコレが一段落し、マラリア病欠の2名を除いて、下級生(P.2P.4)が集まりました! 天の恵みのカボチャは、Aweko Babra(p5 両親ナシ) を預かってくれているPingoloya Gifty(P5母のみあり)の一家に贈呈しました。

2018年

8月

14日

支援上級生が訪問

先日お知らせしたカボチャ、あと数か月待つはずでしたが、工事再開に備えて、周囲の草刈りが行われ、収穫されてしまいました!
毎週土曜、学校での補習(全員対象)のためミーティングに来られない上級生が久しぶりに来たので、記念撮影をしました。低学年の子たちの写真は今度のミーティングで撮り、後日、載せます。

2018年

8月

06日

新図書館建設 最新情報!!

皆様にご心配いただいていた”為替差益利用可の裁可が、予定より1か月弱早く、日本の外務省からおりました!!
私共が一時帰国する前に、予算案の不備が判明、建設中止に追い込まれていましたが、安堵しました。
実際に工事が再開されるまでは、まだ、手続き、準備等いろいろあるようですが、楽しみです。
 深い中で眠っている新図書館を久しぶりに見に行きましたら、な、な、な~んと、カボチャが実をつけていました!聞けば、鳥か何かが落としていった種から芽吹いたのでは?と。10月か11月頃まで、まだまだ成長するそうです!! 写真を撮った後、誰かに取っていかれないように、葉っぱで隠すようにしてきましたが、さて、無事に収穫時を迎 えられるでしょうか…? 

2018年

7月

29日

支援者の方々からいただいたお便りを手に

支援者の方々からいただいたお便りを手に、笑顔の、左からObedi Andrew(P4 両親なし)、Agenorwot Mercy Oyella(P2 母のみ)、Aol Fiona( P.5 両親なし)です。

2018年

7月

09日

新図書館休眠・支援生徒ミーティング

Babaが戻り最初のミーティング、8名が学校行事やマラリアなどの体調不良のために欠席でしたが、参加者は、ご覧の通り、元気いっぱいです。

工事が止まったままの新図書館は、深い草むらで、眠ったままの状態です。

2018年

6月

06日

Kitgumに戻りました

大変ご無沙汰しました!
Kitgumに戻り、早2週間以上経ちましたが、ほぼ連日雨。シトシトだったり暴風雨だったり…ですが、今は、昨日午後降り出したシトシトがまだ続いています!! 
そのせいでどこかで電信柱が倒れたのかどうか、電気がほとんどありません!! 夜 宿舎での2時間ほどのジェネレーターが頼み、しかし、これで溜めた電気は翌日の図書館活動にとっておかなければならないので、撮りたまる一方の写真のupもままなりませんが、ようやく一部をupします。

 

Angee Irene(アンゲー アイリーン P.5 母のみ) Agago県(KItgum県から、クルマで悪路を片道3,4時間位)に恒例の訪問。 文具と支援者の方からの手紙を手にニッコリ!
 家族8人で暮らす住居小屋の前で。昨年より2人妹弟が増えていました!! 聞けば、母親が3人目の夫と再々婚。抱いている赤ちゃんはその間の子。紫色の服の妹は、2人目の夫との間に生まれ、今まで親類に預けられていたけれど最近引き取られ、一緒に暮らすことになったとのこと…

 

Omara James(オマラ ジェームス P.3 母のみ) 今学期から就学支援することになりました。面接とクラス分けテストの結果、3年生に編入。支援開始に先立って、家庭訪問を実施。左から2人目の黄色と黒の縞のT-シャツ姿が本人です。写っている子どもは全て兄弟妹姉(母親が複数の夫たちとの間に11人生み、うち4人死亡、生存が7人。)Jamesの左隣のAnywar Patrick(アニワー パトリックも図書館塾の生徒です!
  母親が抱いている乳児を含め幼い弟妹達の父親(JamesやAnywarにとっては、3人目かの継父?水色の長靴姿)と母親が、力を合わせ、住居小屋の中に水が入ってこないようにと、溝を掘っています!

 

支援者様からの手紙を手にニッコリしている3人。左から右へ、

 Opwonya Kenneth ( P.6 両親ナシ) Rubanga kene Dauzi (P.7 両親ナシ) 
 Can Kuru Nigrey( P.3 両親ナシ)

2018年

3月

06日

間もなく一時帰国します!

 

 

スーダンのTV撮影隊が来館しました!

編集後CDをもらえるそうですので、出来たらHPにupします!

 

 


CAO( Chief Administrative Officer 県事務官のトップ 中央政府が指名任命)が来館

左から右へAol Fiona( P5)  Atenyo Fiona(P.4)  Ajalo Mercy (P.4)(P数字は、今年度の学年)


いいかげんな見積もりのせいで工事中断に追い込まれた新図書館。立ち入り禁止のロープが張られ、為替差益利用可否の裁可がおりるまで約6か月の眠りにつきました。

就学支援孤児の中から、セカンダリースクール生第一号が誕生しました! 真新しい制服姿のAyubu Cevinです。

闘病中の元ボランティア・現支援者の方がいらっしゃいます。図書館教室組一同で、”負げて、たまっか!“とエールを送ります!

2018年

2月

13日

2018年度1学期スタート!!

手続き等、テンヤワンヤがようやく一段落しました。が、相変わらずの停電およびインターネット不調で、GovtのConstan’s OfficeとGum氏が頼みの綱です。隣の戦争博物館は今まで可能だった利用者への無料インターネット接続サービスを止めてしまいました!!

 

 新学年直前のミーティング。数名が、田舎から戻っていない、マラリアetcでダウン、等で欠席でしたが、参加者は元気いっぱい!!

 

以下の写真説明で、名前は左から右へ、P.数字は今年度の学年です。


今学期から、就学支援生の仲間入りした4人。正規の通学は初めてなので、本当なら1年生に入学なのですが、図書館での学習が活きて、学力判定テストの結果、2年生に編入! 個々の家庭環境等は、“(就学支援”の欄で、既に支援継続中の兄弟姉妹の紹介文をご覧ください。

 前列、 Omara Hope(オマラ  ホープ Rwot Omiya Innocentの弟、母のみ)  Otema Brian(オテマ  ブライアン  Wokorac Dickの弟、母のみ) 

 後列、Aciro Peace(アチロ  ピース Wokorac Dickの妹、母のみ)、 Aber Fortunate(アベー フォーチュネイト Agenorwot Mercy Oyellaの姉、母のみ)

 

職員会議のため、午前中で帰宅になった2、3年生が図書館に立ち寄りました。“新顔”の4人もいます!!

 

支援者の皆様からのお手紙を手に笑顔の Obedi Andrew (P.4 両親ナシ)、Pikica Marvine (ピキチャ マーヴィン P.3 両親ナシ)、 Aber Fortunate (アベー フォーチュネイト P.2 母のみアリ)、 Komagum Joshua (P.3 母のみアリ)

 

Anywar Joel (P.7 両親ナシ)  Rwot Omiya Innocent (P.4 母のみ) Opoka Brian (P.7 両親ナシ)

 

Pingoloya Gifty (ピンゴロヤ  ギフティ P.5 母のみ) Lamunu Lucky (P.5 両親ナシ)  Ongom Ronald ( オンゴム ロナルド P.5 両親ナシ)  Olebe Henry (P.4 両親ナシ)

 

Aling Gladys (P.7 両親ナシ) Ayubu Cavine (S.1 両親ナシ) S=セカンダリースクール、日米でいうハイスクール=高校のこと。S1~4が普通クラス、その上のS 5~6は上級クラス。普通クラス終了後、看護師や小学校教員等の養成学校に進めます。大学進学には上級クラス卒業が必要です。UGANDAはイギリス式で、小学校はプライマリー、P.1~7、ここまでが一応義務教育です。

2018年

1月

27日

新図書館進捗・支援者の皆様からのお手紙第一陣!

問題のガラスブロックについては、大使館と外務省本省との調整に入ったようです、ハテさて・・・

左上:正面ドアや窓枠の塗装が終わりました。BabaOgenもマズマズと。

右上:倉庫と読書室の間のドアにもペンキが塗られました。

左:内部の壁塗りもほぼ終了。奥の空間に“グラスブロック”がはめられる日はいつ……??


 

この後も続々ご到着なのですが、子ども自身がマラリア等で、学校での特訓(新7年生対象!)、田舎の村に行ってて…等の理由で、図書館に来ないので……、写真が取れ次第、UPします!
なお、「お父さん、お母さんにも宜しく…」等、書いて下さっている方がいますが、現在支援中の子ども達は、母のみいる子は数名いますが、実父がいる子はゼロですので、子どもに手渡す際、適当に文面を代えさせていただいています。個々の事情は、“就学支援”のページをご覧ください。各写真の説明は左から、です。

左上:Aol Fiona(両親ナシ), Aciro Becky(両親ナシ), Agenorwot Mercy Oyella(母のみ)

右上:Rac Kara Junior(両親ナシ), Ayerorwot Nancy(両親ナシ), Kinyera Eric(両親ナシ)

左:Anena Rita(母のみ), Wokorac Dick(母のみ), Adyero Priska(両親ナシ)

 


2018年

1月

15日

明けましておめでとうございます!

2018年最初の投稿です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新図書館の工事も佳境なのですが、難題も判明しています。

 

左:建物の周囲の壁に設置された夜間照明(防犯灯)

右:機械による研磨の後、さらに入念に仕上げの手磨きをかけているテラゾー床。奥に解決の兆しの見えないグラスブロック用の空間! 解決には、少なくても6,7か月かかりそ~です!! This Is Africa~!!!!

照明や電気配線工事も佳境、しかし、ガラスブロックが設置される気配は無し…原因は 市場価格の約10分の一!!! という超~大甘の見積もりによる資金不足のため!?!

左: 2017~2018年版最後のXmas & 新年特別”女の子を連れてきたLa賞”の受賞者2人と友達。

右: 昨年撮った集合写真が今年のカレンダーになりました。

3学期終了後、支援者が新しくなった子ども達。左から、Pingoloya Gifty(P.5 ピンゴロヤ  ギフティ) , Aciro Becky(P.3 アチロ  ベッキー), Agenorwot Mercy Oyella(P.2 アゲノルヲット マーシー オイェラ), Kinyera Eric (P.5  キニィェラ  エリック), Ongom Ronald(P.5 オンゴム  ロナルド)  (Pは英国式でPrimary=小学校のこと、後の数字は学年です)

首都K’la詣の帰路、Gulu-Kitgum間の道路拡幅工事の最難所?!?にもようやく手が着いたようです!左端 黒白の欄干の間が今までの道路、そのすぐ右手、高い土手の上に、3,4倍の道幅の新橋が建設中です。