2015年

12月

23日

Science Man Came!!! サイエンスマンが来た!!!

アフリカ各地の日本大使館で開発支援のお仕事の余暇に、「これが私のライフワーク!」と仰る理科教育振興のためのボランティア活動を続けているサイエンスマンこと長谷氏が我らが図書館に登場!!! Malawiでは国営TVで長期に放映(更に3度も再放送も!)された子供向けサイエンス番組を企画し、主?演するなど、長年培ったKnow=Howを駆使して、魔法のような、楽しいサイエンス・ショウを繰り広げてくれました!!! 午前午後の各2時間、子供たちばかりか我々大人までもが目を見張り、大喜び、拍手喝采でした。 たくさんの写真・・・ASAPでupしたいと思います! まずその1枚。Pボトルの水中のガラス管?が、子ども達の”Up! Up!”、"Down! Down!"の掛け声に合わせ上下!!ボトルを手にしてる子はマジシャン!?! み~んな大興奮!!

 左:Pボトルを出来るだけ遠くに飛ばすゲーム。Pボトルの中の水量とPボトルの角度、それに空気 

    入れの勢い、強さのバランスが決め手。意外と女子組が好結果!気配り細やかだから?!?

    頭を直撃されそうになり、慌てるサイエンスマン!

  右:ショウの大成功を記念して、サイエンスマン(左から二人目)とスタッフ一同で、”サインはサイエン   

   ス!!”の決めポーズ!!!

 


2015年

12月

15日

Gum Aki氏とお友達から本をいただきました!

病気、入院などで4名が欠席ですが、この10倍近くいただいた本の一部を手に笑顔満開の就学支援中の子ども達。口々に、「GumAkiは今度いつ来るの?」と。本以外にもたくさんの物資、Apwoyo Ma Tek!!

2015年

12月

14日

3学期修了&さらにもう一人新人スタッフ、etc

支援子供の狂犬病騒ぎ・・・数か月にわたり、LCやPoliceを巻き込んで、イヌ5匹の所有者に費用を負担させ、ワクチンを3回接種、今のところ異常なし、重篤マラリア(こちらは完治、退院済み)、やウイルス肝炎(こちらは治療継続中)での入院さわぎ、etc etc...東奔西走してる間に3学期が修了^!! 学期中の日・祝日と同じ位の来館者でテンヤワンヤ!! その上、「 この休暇中に懸案を片付けたい!」とChristine親子がK'laに行ってしまい、Joyceは育児休暇中… 我々だけではとても対応できない!! というわけで、また一人新人スタッフ、彼Daniel 20歳(↑写真左奥、右端は、彼より数日先輩のNancy 21歳)を採用! 皆様からいただいた優良ユーザーde賞女の子を連れてきたらLa賞の受賞者たちの写真、皆様からのお手紙などを手にした子供の写真などもupしたいと思いつつ、果たせずにいますが、ASAPで、いたしますので時々チェックをお願いいたします!!!

 

2015年

11月

12日

A New Member of Staff

長い間、お手伝いしてくれていたJoyceが今月2日、男の子を無事出産!! 出産日の直前まで

元気に働いてくれましたが、しばらく休暇を取ることに。 代わりにSecondaryを修了して間もないAgeno Rwot Nancyが働いてくれることになりました。写真中奥の赤い服、30名ほどの図書館塾生徒に授業中。彼女の後ろから見守るのはChristine。手前左は最近図書館寺子屋塾になったばかりの自分の名前も書けない6~9歳の子ども達にアルファベットを指導中のOgen So。

塾生に加え、学年末テストが近づき、校納金を完納してない子供や補習授業代(通常の校納金とほぼ同額、!極めて高い!)を払えない子供を教室から締め出し始めた小学校(公・私立を問わず)から追われ、図書館に来る子の数が増え、ご覧のように、ほぼ連日満席です。


2015年

10月

19日

公立小学校で3学期中間テストが一斉に開始!

←今日から中間テスト!という日、用があってPrimary 小学校に行きました。緊張感漂う中でも元気いっぱいの子ども達! ↓ 一方、校納金未納などのため、「テストは受けさせられない」と宣告されていてアキラメ朝から図書館に来る子供たち、また、朝ダメ元で、受験させてもらえるかもしれないと登校してみたものの追われて図書館に来る子たち・・・彼らは、もしこのまま未納が続けば、通知表がもらえず、従って進級できず、従って退校、従って小学校中退・・・、となってしまうかもしれない子供たち・・・が日々通ってきています。Ogen So「中央奥)が手取り足取り教えている子も公立小2年生ですが・・・。

2015年

9月

15日

2015年3学期がスタート!!

↑ 通学準備のため集まった就学支援中の子ども達28名(5名がマラリアなどで欠席ですが)。今学期から就学支援するOpoka Brianや2学期からのWokorac Dickも一緒に皆ヤル気マンマン張り切っています!! 彼らを励ますかのように、北海道の子供センター(図書館等が入っている複合施設)から、夏祭りの様子を伝えるお便りが届きました!! 今日は久々iNetの調子が良いので、この後”就学支援”、”図書館企画”,"優良ユーザーde賞等のページにも写真をupします!! 是非ご覧ください!!


2015年

8月

29日

2学期終了! 成績上位者多数!!

 終業日、通知表をもらいに学校に。(何故かは、昨年8/8のブログをお読み下さい。)2名分がまだ出来てなく、その担任2名に張り付くこと2時間、27名全員の分を手に開館時間間際の図書館に戻りました! 成績だけでなく、行動面でも高評価を受けている子が多数!!

 また、終業日の前後に、さらに数名の支援者の方々から子供たちへのお手紙を頂戴しました。即 写真を撮り、いまだupできていない写真と合わせ、急ぎupすべきところですが、ヴィザの更新を含む重要案件のため、カンパラ(首都)に出ており、お待ちいただきますようお願いいたします。

2015年

8月

10日

支援者の皆様からのお手紙、次々到着!!

就学支援”のページにお手紙を手にした子供たちの写真を載せています。今現在13名掲載! 一度にupしたいのですが、当地の電気事情、iネット事情等で、少しずつ・・・ですが、是非、ご覧ください。 また、”支援中の子供たち”のページの子供たちの名前に、カタカナで振り仮名をつけました。

2015年

6月

08日

先生たちのスト終了、2学期の授業が始まり、このHPの更新も漸進…

  図書館教室、優良ユーザーde賞、就学支援について、支援中の子供たち, 図書館企画の女の子を連れてきたLa賞、等のページに、何枚かずつ写真と記事をupしました!

是非、ご覧ください!! 

2015年

5月

15日

2学期開始まで、あと2日、ただ今休暇中の子供たち。

活動再開早3週間超、日々撮りたまる一方の写真や記事を、どんどんUpしたいのですが、停電&ネット不具合続き---最も問題なのは、またしても、県ガバメントが料金滞納で、我らが図書館を含む県庁の施設全体が1か月以上ず~っと停電&iネットダウンということ!! --- 特に時間のかかる写真のUpに手こずっていますが、今日は、”優良ユーザーde賞”に加え、さらに、3枚・・・”図書館教室”と”支援中の子供たち”にUpできました!! 今はもう図書館開館時間で、打ち切りますが、引き続き頑張りますので、是非、ご覧ください!!

2015年

2月

23日

2015年1学期 26人の孤児たちを就学支援しています。


 1学期開始後初めてのミーティングに全員が集合。このように普段は”オンボロ服にハダシ”の孤児たちですが、

「学校に通える!」喜びと誇りに満ちて・・・、輝く笑顔に、ご寄附や物資をご寄贈下さった皆様への感謝を込めて・・・。 

 右写真は、1~3年程度の”図書館寺子屋通い”を経て、今学期から就学支援を受け始めた8歳から13歳の7名,

前列左から、Rwot Omiya Innocent,  Obedi Andrew,  Adong Kena Mercy, Ageno Rwot Gladys,

後列左から、Ociti Simon, Ayaa Nancy,  Ageno Rwot Nancy です。                             一人一人のプロフィールは、、”支援中の子供たち”欄で、ご覧ください。

 

2015年

2月

02日

2015年、新学年度が始まりました。

新年のご挨拶から早2週間、図書館活動と並行して、家庭訪問、ミーティング、学校訪問等々を数回ずつ繰り返す”疾風怒涛”の日々でしたが、意気揚々と新年度の学校に集った子供たちの張り切った笑顔に疲れも吹っ飛びました!   

総勢26名(内1名は他県在住のAngee)のハズなのですが、学年・クラスがバラバラの上、始業前の短時間のドサクサで、”全員集合!”できませんでしたが、皆様からのご寄附や支援物資のおかげで、普段の”オンボロ服とハダシ”とは大違いの凛々しい姿!! Apwoyo Ma Tek!!!

2015年

1月

12日

2015年のご挨拶 A New Year’s Greeting  

明けましておめでとうございます。

Apwoyo Kato Mwaka!=Happy New Year!

今年2015年は、国連ミレニアムゴール≪MDGs≫の達成年ですね!我が図書館は、写真のように、その宣伝ポスターを掲げ、「どうしてこの図書館では、女の子が優先、優遇されるのか?」など質問を受ける等の折あれば来館者に読んでもらい話をしています。それとも関連するかと思いますが、1224日のブログでお知らせしたノーベル賞スピーチの件で、数名の方々からメールをいただき、「教育」について改めて思うところをまとめました。長々~ですが、お読み下さりコメントいただければ幸いです。段落毎に日本語と英語を交互に載せています。

This is the target year for the achievement of the Millennium Development Goals established by the United Nations in 2000. As you can see in the photo, we have a poster up in our library promoting this effort. Whenever visitors ask why girls have priority and get preferential treatment in our library, I have them read the poster and talk to them about these goals. In that connection, as I noted in my blog of December 24, I received e-mail messages from several people about the speeches delivered by this year’s Nobel Peace Prize winners, and I would like to take this opportunity to share a few of my thoughts on education. Please feel free to offer comments.

 

食べて寝て子孫を残してというだけでは充実した生と思えない人にとって、「教育」は不可欠であると思います。全ての人々に等しく遺された英知の財産を受け継ぎ、自分の頭で思考し、行動し、生き方を選び、人生を創造していく自立の力は、まず「読み書き」教育から始まるといえるのではないでしょうか。

Education is essential to those who believe that merely eating, sleeping and procreating does not make for a fulfilling life. The ability to inherit the wisdom of humankind, a legacy that has been bequeathed equally to all, to think and act for oneself, to decide how to live and to create one’s own life – all of these start with learning to read and write.

 

「教育すると社会の不合理性や不平等、矛盾に気づき、暴力に訴えても!という過激派になったりするので、誰も彼もを皆教育するのは良し悪しだ。」というお考えもあるようですが、それは教育する側の、また教育の中身の問題ではないでしょうか? 第一、この子には教育を、この子には教育は不要、と一体誰がいつ決めるのでしょうか?

Some people believe that educating everyone has drawbacks because there will inevitably be those who will thereby become aware of society’s unreasonableness, unfairness and inconsistency, become radicalized and perhaps even resort to violence. But that is the result of problems with those providing the education and its content. First of all, who will decide which children shall be educated and which shall not? And when will these decisions be made?

 

「大学は、大学に(行きたくても)行かれなかった人々のタメにある。」、勝手に言い換えさせて頂ければ、「教育は、教育を(受けたくても)受けられなかった人々のためにある。」、また、「他人の不幸の上に、自分の幸福を築くことはならない。」という先哲達の教えを教育の基本理念にしなければ、と思います。

It is said that: “College is for those who can’t go even if they want to.” Put another way: “Education is for those who can’t get an education even though they want one.” A sage once said, “It is impossible to build one’s own happiness on the unhappiness of others.” Tesse must be the basic philosophy of education.

 

曲がりなりにも教育を受けた我々大人たちが、こういう理念に基づき、次の世代に 教育を受けるチャンスを与えていくのが責務と考えます。

I believe that it is the responsibility and duty of those of us who managed to get an education to provide the same opportunity to the next generation.

 

そういう点から、物質的精神的貧しさのため、女子供に教育の機会を与えず放置することは人類全体に対する責任を半分以上放棄することと感じます。

From that standpoint, failing to give girls a chance for an education because of physical and emotional poorness means abandoning our responsibility to more than half of humanity.

 

ウガンダを含むアフリカなどの国々では、いまだに全ての人々、特に女子供が学ぶチャンスを与えられずにいます。

The countries of Africa, including Uganda, are still not providing opportunities for all children, especially girls, to learn.

 

PR(Poverty Relief)Africaという命名の案を聞いたとき、「たっぷり物資やお金を出せるだけの資金もバックも無いのに」とたじろぎました。しかし、MDGsのポスターには、 “Women are the key to reducing poverty… Investing in women makes economic sense and is a prerequisite for development.” とありますが、investingの本義は、有形のモノやお金を与えることだけではなく、Poverty Reliefの鍵は、学ぶチャンスを与えること、と確信するようになりました。

When it was suggested to me that I call my organization Poverty Relief Africa, I balked at the idea because I did not have the resources to provide a lot of supplies or cash. But as it says on our MDG poster, “Women are the key to reducing poverty… Investing in women makes economic sense and is a prerequisite for development.” But “investing” means not only providing material goods and money. I have become convinced that the key to poverty relief is giving children a chance to learn.

 

いつの日にか、この思いを受け継いでいってくれる「一人」また「一人」が支援子供の中から出て、地域社会を潤していってくれることを願いながら、今年も細々と地道に活動していくつもりです。

I intend to carry on with my activities again this year in the hope that children who share my sentiments will emerge from those we support and will contribute to the local community sometime in the future.

 

「少しのことにも先達はあらまほしき事なり」(徒然草)52

“Even in trivial matters, a guide is desirable.” (from Kenko’s Essays in Idleness)

 

今年も宜しくお願い申しあげます。

Your continued support in the new year would be appreciated.